2012/01/31

2012年1月の運用成績

2012年1月の運用成績は以下の通りとなりました。

※上記パフォーマンスは、「売買手数料・税引後配当・譲渡益税込み、資金追加時は数値を修正」という条件で算出しています。

(基準価格推移)
※基準価格推移のグラフに変更しました。TOPIXは2004年末の数値を基準価格10,000としています。

(ポートフォリオ)
※組入比率上位順。

・今月の売買
売り
2229 カルビー(一部利益確定)
6750 エレコム(一部利益確定)
7751 キヤノン(損切り)
8604 野村ホールディングス(利益確定)

買い
3272 エイブルCHINTAIホールディングス(買い増し)
7867 タカラトミー(買い増し)

年初は最終日ギリギリでTOPIXをほんの少しだけアウトパフォーム。そして、約5年ぶりにiFund設定来の通算運用成績がプラ転し、同時に元本割れも解消しています。 7年近く株をやっていてこの程度かと言われると言い返す言葉もないのですが、これで改めてスタートラインに立てた感じです。売買については2229カルビーと6750エレコムの株価が想定していた利益確定ラインまで上がった所で一部売却して利益確定、年末に買い付けた8604野村ホールディングスについては+10%で全株売却し利益確定しています。また、7751キヤノンについては思う所がありこれ以上保有する理由が無くなったため損切りしています。これらの売却で得たキャッシュの一部を3272エイブルと7867タカラトミーに投入し、ポートフォリオ全体のバランスを調整しました。

個別銘柄の動きについては、2735ワッツ、3376オンリー、3711創通の1Q決算が好調で株価も堅調に推移しています。9384内外トランスラインについては待望(?)の通期業績予想の下方修正が出ましたが、思ったほど株価が下がらず、買い増しのタイミングを待っている状態です。その他の銘柄については、特記すべき事項がないので省略します。

今年の初めからポートフォリオに少し手を入れようと考え始め、今後しばらくは組み込み銘柄を時価総額500億円未満の小型株に絞ることとしました。この方針に従い7751キヤノンを全株売却し、2229カルビーも充分利が乗っていたことから保有株の大部分を売却し利益確定しています。これによりキャッシュ比率が約18%となったことから、小型割安株に絞ってスクリーニングを行い、幾つかの銘柄の開示情報をチェックしています。

また、今月は久しぶりに専業投資家の皆さんと飲む機会がありました。毎度思うのですが、この数年間の修羅場を乗り越えつつ資産を増やしている専業投資家の皆さんの話はとても面白いです。当たり前の事なのでしょうが皆さん勉強熱心で、なおかつそれぞれ独自の手法や得意分野があり、相場や個別案件の話になると何かしら面白い話がすぐに出てくるので一緒にお話していて飽きることがありません。私のような兼業で、しかもかなり適当な投資しかしていない人間が参加していていいのかなと思うのですが、それでも毎度お声掛けしてくださる皆さんに感謝しております。

今年は年初にパフォーマンスがプラ転、元本も回復してモチベーションが上がっているので、この調子で年率20%以上の成績が出せたらいいなと思っています。そのためにも、もう少し投資に割く時間を増やしていこうと考えています。